ムーブシロ

雑な思考

小さな願い

たった一人だけ隣で自分を肯定してほしい。実はそう願っている。本当は自分や家族や友人も含めて、100%の肯定が有り得ない。なのにもかかわらず、70%の肯定でいいからと、隣でニコニコと肯定してくれる人がほしいと願う。

それは有り得ない。自分以外に70%以上肯定してくれる人間などいない。悲しいことに利害か愛かの二択である。どちらも永遠(自分が死ぬまで)の保証はない。そして俺は性でマイノリティだ。それはゲイやバイということではなく、性交渉以外の異性の関係は有り得ないという思想に基づいてのマイノリティだ。俺だって直せるなら直したい。

ただ、それは建前でもある。素直に恋をするのが面倒なと言えば、ビビってると言われ、童貞と言われる。まぁそんなことはいつも言われるのでいい。世界が違うと言い会話が終わる。俺のような考えの人間がいるのも、俺の思想の弊害でもある。

この矛盾したお願いと思想がぶつかり、苦難している。果たして俺は肯定を人に預けたいのか、性交渉が終われば帰る女を探しているのか。俺を知らない。この問題の中で共通しているのは、孤独に怯えて人と交わりたいというだけである。なんとも哲学や心理学に興味がある人間の発想とは思えない。何を読んだのかわからないレベルの思想である。

この共通を解消するためには、孤独を恐れない力と実感があればいい。実感があれば自信になり精神が解消される。あとは力だけ。そしたら性交渉が終われば帰る女を金で買えばいい。ついでに頭を撫でてもらえばいいのだ。

この力を手に入れるために俺は本を読み続けるし、ちゃんと誰にも見てもらえない音楽を更新し続けて、孤独の状態の練習をする。みんなが敵になれば俺は孤独だが、そんなこともあり得ないのだ。単に言えば孤独に対する思考が歪んでるので矯正したいただそれだけである。